人口進化研究所 ゲヒルン (じんこうしんかけんきゅうじょ げひるん)

 増える人口、悪化する地球環境。
 ゲヒルンはそれらの社会問題をテーマに、現状の人類の進化の道を探す「人口進化プロジェクト」の研究機関として発足された私設機関である。

 所長はLCLの開発などで当時有名であった葛城博士で、その助手として碇ユイが副所長を務め、「人口進化プロジェクト」の他に「E計画」なるものを研究していたらしい。
 当時葛城博士に私設の研究機関を打ち立てるほどの財力はなかったのは公然の秘密で、どうやら裏に現NERVの総帥にしてユイの夫である碇ゲンドウ(当時はまだ六文義ゲンドウ)の資金的、技術的援助があったとされる。

 六文義の一族は歴史の長いいわゆる「死の商人」の家計で、何やら怪しげな黒い噂が絶えない研究機関であった。
 2000年の南極基地で起こった惨劇以来、ゲンドウがどういう方法を使ったのか私設機関から各国の支援と協力を得た人類救済を目的とした研究機関NERVへとその活動を変化させていくが、両プロジェクトはそのまま研究続行が決定し、現在にいたる。

 ゲヒルンの功績として有名なのは「LCL開発」「スパーソレイド理論」「ジオフロント計画」である。


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